風に削られ陽の光もさえぎられたこの場所で

私の生まれたこの場所は変えられないから
恵まれた丘にゆくことはできないけれど

「じゃあ、ここでただ枯れてゆくの?」
もう、私のことなんか 誰も見てないから
どれだけ花を咲かせても

誰も見ていないから

「じゃあ、ここでただ枯れてゆけばいい」

「どうせ枯れるあなたには、もともと陽の光なんて必要なかったのよ。」

「誰かに認めてほしい」から生きるなら

いつまでも影におびえながら暮らすだけだよ

「ねぇ、あなたは誰のために生きているの?」

「あなたを認めてくれるものがなければ、あなたは生きられないの?」

私が生きるからそこに太陽は在るんだね。
枯れてしまえばどうせ、私を塵にするだけでしょ?

太陽があるから生きるんじゃあない。
私が在るから太陽の存在を感じれるんだ。

ここが影ならば、私はあんたに会いにいくだけ。
それは私のため。私は私のために生き続ける。

この身体を伸ばして、いつか陽の光をこの手に掴むよ

誰も気づかなくても私が私を認めてあげるため

たとえ、ひとりでもこの花咲かせてみせるから。